心が軽くなる「あみちゃん語録」003「考える or 悩む」

よくいます。
「考えてます」という方。

 

私から見ると、それって考えてないんです。
悩んでるだけなんです。

 

では、考えることと、悩んでいることと
何が違うんでしょうか?
まずはご自身で考えてみてください。

 

考えることと悩むことの違いは?

 

考えることと、悩むことの違い、出てきましたでしょうか??

 

ではある出来事を参考で出して見ましょう。

 

パッタリとお客の来なくなってしまった
スーパーマーケットがあるとします。
あなたはここの店長さんです。

 

店長さんは本社からしっかり考えているのか!!
お客をしっかりよびこめ!!とプレッシャーがかかり
毎日毎日頭がそのことでいっぱいです。

 

しかし全く問題は解決しません。
それはなぜでしょうか??

 

なぜならこの店長さんは「悩んで」はいるけれど
「考えて」はいないからです。

 

店長さんの頭の中はこんな感じです

店長
なんで人が来ないんだろう?
店長
なんでスーパーなのに人が来ないんだろう

 

これでは問題は解決しません。
これは悩んでいるだけだからです。

 

では、これでは?

店長
どうしたら人が来るのかな?
店長
どんなことをしたら人が来たくなるんだろう

 

これも実は悩んでいるだけです。

 

悩むとは、自分の中で答えの出ない問いを
ぐるぐる巡らせている状態。
問題が抽象なままで、具体化されてない状態。

 

考えるとは、問題を具体化して、
欲しい答えを明確にすること。

しかし、この欲しい答えが「曖昧」だったり「ざっくり」していると
問いもまた、「曖昧」で「ざっくり」したものになります。

 

だんだんわかって来ましたか??

 

探偵のように、細かい部分にこそ
興味と疑問を持ってなぜ?の思考を持つことを私は考える、と定義しています。

これは「私の定義」ですので、もちろん違うよ〜って方も
いらっしゃるでしょう。
それはそれでOKです。

 

ではこの店長さんはどうしたらいいのでしょうか??

 

まず考えるためには、現状を細かく分析して
どこに落とし穴があるのか?
どこに見えてない部分があるのか?を
洗い出す必要があり、その部分に対して「ぎもん」を持ち
初めて考えるという作業が成り立つのです。

 

これをご覧のかた。
あなたならどんなふうに考えていきますか???

 

大切なのは、自分の中でしっかり辻褄が合っていて、
第三者にしっかりと説明、説得ができる状態であれば○です。

どれが正しいわけでも、間違っているわけではありません。
一番問題なのは、「自分の意見」がないことです。

なぜそう思ったのか?をしっかり把握して
自分の意見を持つことで初めていろんな景色が見えてきます。
自分も相手も尊重できるようになります。

 

 

あなたなりの答えを導いて
その問いを立てて見てください。